ほのぼのかわいい、イラスト・手作り雑貨のお店へようこそ。
「チョコとひなちゃん」の物語を1ページずつ紹介していきます。
このお話は、わたしが小さいころに体験した実際のお話です。
どうぞ、おたのしみ下さい。
* 毎月1日と15日に更新予定です。
6.
二人でおうちに帰ると、ひなちゃんのパパは
こわい顔をしてこう言った。
「うちにはポンタがいるから犬は2匹もかえないんだぞ!」
そう言うと、泣きじゃくるひなちゃんのうでから
ぼくをひきはなした。
7.
ぼくは車にのせられ、とおくにとおくに連れていかれた。
「ひなちゃん!ひなちゃん!」
なんど名前をよんでも、
どれだけ大きな声をだしても
ひなちゃんにはとどかなかった。
8.
時がどのくらいたったのだろう。
気が付くとぼくは大人になっていた。
9.
お腹がすいてご飯をさがしているときも、
夜ねむりにつくときも、
ひなちゃんをわすれたことは一度もなかった。
「神さま。大好きなひなちゃんにもう一度あえますように」。
10.
そんなある日
なつかしいにおいに
むねがドキドキしはじめた。
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